ワールド・カップの宴
サッカーに造詣などない私だが昨夜からの熱気で寝付けず、未明からTVを見続けることになった。
前評判の高い世界ランク3位のベルギーとの1戦は予選リーグと違い、負ければそれで終戦を迎える日本も初のベスト8入りがかかっていることになる大切な闘いの場であり、観戦にのめり込んだ。
結果は大善戦といえる試合だったのだろうが、惜しい気持ちでいっぱいなのは、監督や長谷部、大迫選手の試合後のインタビューでよく伝わった。
アディショナル・タイムの終盤、相手のカウンター攻撃1発で、日本の4年越しの夢はもろくも敗れ去った。
頭の片隅には次のPK戦…(訂正:延長戦です)がよぎっていたのが、まさに一瞬で薄氷のもろさに見舞われた。
呆然と「まだ足らないものが何かある」と精一杯のコメントを残した西野監督の心情はいかほどだっただろうか。
無残な敗戦ではないのがせめてもの救いなどと素人が言っては失礼だが、試合の流れは押し込まれながらも”夢”を見させてくれたと思う。 精神論ながら、よくやった!と拍手したい。
さて、4年後を見据えた新生・日本は新しく若い世代の血で挑むことになろうが、それは私たちTPGにも同じことである。
常に新しいことにチャレンジしなければならないし、向かっていく姿勢こそが望まれる。
時代の変革に敏感に反応するには旧態然とした意識では全くのサンドバック状態であろう。
組織を変えるには、先ず人から。そしてそれぞれの目標に向かっての意識の持ちようが変わらねば「夢」は見ることができない。
4年後にはワールドカップ大会も、私たちTPGも成長し、どんな「夢」がみれているのだろうか。
とにかく、感動と大きな希望を見させてくれたイレブンにはお疲れさまでした。
H30.7月3日(火) 文:主任・岡村昌英