パラレル東京1

自然災害…直下型大地震

 時宜に沿うのかどうかわからないが、地震の話題である。


 今週のTVのワイドショーは東京の首都直下型地震の話題をあげていたが、これは先週来からのNHKでのこのままのテーマでの特番放送が影響しているのだろうか。


 国営放送が総力を挙げての1週間を通しての企画だったが、ご覧になった方も多いことだろう。


 私も全ての放送を観たわけではないが、最新CGによる被災地:東京の生々しい仮想現実は、視聴者の想像を絶するものとなったはず。


 否、本当にこんな地震が起きたらどうなるのか?


 考えるのも”憚られる”くらいの地獄絵図で、想定であるマグニチュード7.3の直下型地震が実際に起こったら…などとは考えたくもないが…考えさせられるに、考えなければならない十分な番組だったと思う。


 NHKのこの特番は先週1週間にわたって、地震が起こってからの時系列(その日、翌日、明後日…)で構成しており、ドラマ仕立ての「パラレル東京」と題し、放送局側からの見方と解説である。


 なぜ今、この時期に首都直下型大地震なのか?


 それはこの特番の根拠としているのが、内閣府が策定(想定)した「首都直下型地震の被害と対策」の報告書をたたき台としている点があろう。


 これは国が、もし東京(首都圏)で大規模な地震(例:マグニチュード7.3クラス)が発生したら…の仮定で甚大極める被害を未然に予想し、防ぎえる部分は防御しなければならないことを提言した、2013年時点での学術的な研究報告書とのこと。


 詳細・各論は控えるが、このNHKの特番が始まった以降の北関東域での多発する群発地震(震度4クラス)に肝を冷やす方も多いのではなかろうか。


 まさかTVの影響でもなかろうが、来月は阪神淡路の大震災があった1月となる。自然災害のない年を送り、迎えたいと思う師走である。


                                       令和元年12月12日(木) TPG主任:岡村昌英