消毒剤、再び…希釈・10
さて、今日もまたハイター液の希釈の続きを、書いてみます。
数回前のこのブログでは、ハイター消毒の作成目標濃度は0.05%としました。
その根拠は、ハイター液の消毒成分(次亜塩素酸Na)濃度5%から見れば、0.05%は1/100の
割合で計算しやすく、そして直感的に分かり易い数字(100倍)であり、単純に100倍に薄めれば
良い、ということを書きました。
今日はその補足として、その0.05%の下限値でもなく、上限値でもない、あくまで”中間値”として
の安心度・安全性について、書いてみます。
まずは、次亜塩素酸Naでの消毒の下限値(0.02%)よりも濃く、上限値(0.1%)よりも薄いのは、
言い換えれば、安全性も高くて、消毒対象の微生物も若干幅も広がり、”使い勝手”が良い濃度という
のがメリットの1つ。
次には、希釈する際の消毒剤も、薄めるために入れる水も”大体の量”であっても、十分にその
キャパシティに余裕があるということ。
思い当たるところはこの2点ですが、…同じ0.05%での仕様でも、さらに消毒力をパワーアップ
(効力増)させる方法がありました(゜o゜)
その方法とは、今回の作成濃度自体とは違う話なので…また、後で書いてみたいと思います(^_^.)
で、0.05%の作成濃度でOKですか?
細かいことを言えば、一般的な除菌ならば0.02%でもOKですし、少しアヤしいなぁと思えば、
0.1%の濃い目で作って、消毒しても問題はないことは付記して、PCの調子の良いうちに今日は
終わります(^^♪
H29.10月31日(火) 文:主任・岡村昌英